爪がボロボロ崩れる…。
こすると周りの皮膚もポロポロ…。
なんだろう…？痒くはない。
なんか爪も少し白濁してたり黄色っぽいな…。
そういえばなんか爪が厚くなってきた…。
爪の断面がガサガサで空洞になってる！！

これらは、足白癬(あしはくせん)・爪白癬(そうはくせん)　による症状です。
いわゆる

『水虫』です。

水虫とは、真菌(カビ)の一種である、『白癬菌』に感染することで起こります。
とても治りにくく、完治に至るまで根気よく向き合う必要があります。

水虫に関するデータとしては、日本では2500万人が罹患していると推定されています。
もともとは成人男性に多い疾患でしたが、近年では女性の3人に1人の割合で水虫になっているという報告もあるくらい、特段珍しい症状ではなくなりました。

そこには、

〇男女差のないワークスタイル
〇ブーツ・パンプス・ストッキングの長時間履き
〇温泉・プール・ジムなどの不特定多数の人が出入りする場所

などが、主に私たちの生活の中にある風景ではないでしょうか。

感染を防ぐためには、清潔な状態が重要なのですが、なかなか仕事をしながら気をつかうのは…。
悩ましいですね。

ぜひ取り入れていただきたいことを挙げてみました！

〇通気性の良いストッキングや靴下を履く
〇靴を脱ぐ時間を作る
〇休み時間を使ってリフレッシュシートを使う＋よく乾燥
〇共用施設では靴下を履く
〇入浴時、足の指またを丁寧に洗う

清潔な状態を保てるよう心がけましょう。
白癬菌が皮膚についても、皮下組織へ入り込むまでに24時間かかると言われています。
ゆっくりと時間をかけて根を伸ばしていくイメージですね。恐ろしいです…。

ということは、生活の中で避けても避けられない菌ですが、24時間以内に適切な清潔保持を心がければ、水虫になりにくくなるため、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。

適切に薬を塗れば、2週間くらいで症状は治まります。
ただし、白癬菌とはとてもしぶとい菌ですので、そこで治療をやめてしまえば元の木阿弥です。
症状は治まっても、最低でも1カ月は治療を続けていくことが大切です。

また、感染力も非常に強いため、患部周辺にも薬を塗っておくことが予防につながります。

暖かくなってきましたし、もうすぐサンダルの季節です！
思い切りおしゃれを楽しめるように、悩みはどんどん解消してしまいましょう！！

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