爪がなんか引っかかるな…。
私の爪ってこんなに反ってたかな？

それは、匙状爪甲(さじじょうそうこう)、別名スプーンネイルといいます。

爪甲の中央がくぼんできてしまう症状で、大人から赤ちゃんまでの幅広い年齢層に起こる症状です。

その原因や改善策をご紹介していきたいと思います。

まず、スプーンネイルになる原因は…

〇間違った爪のケア

これは爪の両サイドを短く切りすぎて、爪甲から指腹にかかる爪圧に耐えられなくなることで起こります。そして徐々に反り返った形状に変化していきます。

〇指先に力の入る仕事をしている

圧力が原因で、普段から手を酷使している方によくみられる症状です。
私達の手指には骨がありますよね。しかし指の先端部分の末節骨は、爪の半分ほどまでしかありません。
指の動きは骨と神経が軸となり、外からの圧力は、爪があることで指先を保護し、反発することで細かな作業や物を持ったりできるのです。
特に、親指、人差し指、中指に症状が出やすい傾向です。

〇鉄分不足

外的要因の他に、体内からのサインとして現れることがあります。
主に爪は、カルシウムやケラチンなどで構成される、適度な硬さの付属器官ですが、中でも鉄分が不足すると爪は脆くなると言われています。

スプーンネイルは、様々な習慣が長期にわたることで起こる症状です。

赤ちゃんの爪が反り爪なのも、習慣によるものです。
産まれたての赤ちゃんの爪は柔らかくて薄く、そして力の加減を知りません。
本能のままに力いっぱい握ったり、または踏ん張って床を腹ばいしたり、その足でしっかり立てるようになります。ただ一過性の場合がほとんどですので、深刻に考えなくても大丈夫でしょう。気になる方は専門機関へご相談ください。

それではどう対策をするか・・・。

今あげた項目からですと、

〇爪を切りすぎない。
〇切り方をラウンド型からスクエア型にする
〇食生活を見直し、鉄分を積極的に取り入れる。
〇保湿に気を付ける

以上が生活に取り入れやすい注意点です。

爪は健康のバロメーターです。
少し意識をすることで、隠れているものが見えたり、体調を知るきっかけになりますね。

美しく健やかな爪を目指しましょう。

美爪作りのケアから、お悩み改善までお気軽にご来店ください。
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